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人工飼育のアホウドリ、新繁殖地・聟島で巣立ち (読売新聞) 人工飼育されたアホウドリのヒナのうち、最初の1羽(左奥)が巣立った。 聟島で 特別天然記念物アホウドリの新繁殖地を作るため、山階鳥類研究所が今年2月に伊豆諸島・ 鳥島から小笠原諸島の聟島(むこじま)に移送、人工飼育していたヒナ10羽のうち1羽が19日朝、 巣立ちを迎えた。 ヒナは数年後に成熟して聟島に戻り、繁殖すると期待されている。 大人の羽が、はえそろったヒナは、数日前から羽ばたき練習を繰り返していた。 この日、飼育地内のがけに移動した10羽のうち体が大きなメス1羽が、午前8時20分ごろ、 斜面を二、三歩駆け下りて、舞い上がり、がけ下の海面に着水した。 同研究所の尾崎清明標識研究室長は「まだ1羽だが、ほっとした。 今月中にはすべて巣立つだろう」と話している。 前例のない「引っ越し作戦」は、同研究所と環境省や米国政府が協力。 エサの管理に細心の注意を払い、10羽とも健康に育った。 アホウドリの最大の繁殖地である鳥島は噴火の恐れがあり、5年計画で50羽のヒナを聟島に 移すことになった。 |
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